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2016年3月

2016年3月 2日 (水)

悲しみの聖母

四旬節も真ん中。来週は第4週に入ろうとしています。

四旬節というと主のご受難を思い起こして祈りながら過ごす聖なるとき、というイメージが強いと思うのですが、(そして、私自身その傾向がありました)今年、ベトナムを訪問した時に「記念に」と言って手渡されたものの中に珍しいロザリオがありました。

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それは、形状は普通のロザリオとそっくりですが、珠の数に違いがありました。
10個並んでいるところが7個で、5連あるところが7連あるのです。

≪これは聖母のロザリオです。≫と言って私に下さった方はそれ以上のことを説明されなかったので私は気にかかりながら・・・「何か聖母の七つの苦しみに関係がありそうだなあ」と思いながら帰国し、今、四旬節を過ごしています。

そして、この聖母のロザリオのせいでしょうか、例年になく主の受難の出来事と一緒に聖母の存在がとても近く感じられています。

確かに、イエスが十字架の苦しみを私たちの救いのために耐え忍ばれたように、聖母マリアもその救いの業に参与されました。聖母の生涯には、喜びも苦しみもあり、昔からキリスト信者はそれらをいろいろな形で記念していたようです。

また、ミサでは、キリストの死に対する聖母マリアの苦しみだけを記念していますが、昔から信者たちは、他の苦しみも加えて、7つの苦しみとして具体的に祈っていたようです。

聖母の苦しみは、キリスト誕生後、エルサレムの神殿で預言者シメオンから言われた「あなた自身も剣で心を刺し貫かれます」という言葉の実現でした。

ここに,聖母のロザリオの祈りを示します:

+第一の悲しみ: シメオンの予言
+第二の悲しみ: エジプトへの避難
+第三の悲しみ: イエスの行方不明
+第四の悲しみ: 十字架の道における御子との再会
+第五の悲しみ: イエスの十字架上の死去
+第六の悲しみ: イエス、十字架か下ろされる
+第七の悲しみ: イエスの埋葬

聖母のロザリオの祈り方を示します。

最初に使徒信条を唱え、主の祈り1回とアヴェ・マリアの祈り7回で1連と数えます。最後にアヴェ・マリア3回を唱えて自分の好きな聖母への祈りで終わることができます。どういうわけか「栄唱は唱えません」と言われました。

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次の聖書の個所を黙想し、聖母のロザリオで祈りながら、主のご受難の道を聖母とともに歩んで行くのが今年の私の四旬節です。

ヘブライ人への手紙5/7~9

ヨハネの福音19/25~27

ルカの福音2/33~35

 

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