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2010年7月15日 (木)

朴さん

朴さんは私がいる区の国際交流協会が行っている「日本語サロン」に来ている方です。

韓国の方ですが、中国語が万能で、今では日本語も大変上手です。

今回、たまたま、私の相手が朴さんでした。こんな昼間に「サロン」に来られる男性って??? 職業を聞いたところ「牧師です」という返事が返ってきて、思わず聞き返してしまいました。

韓国の教会[本部]からの派遣だそうですが、なんと日本在住の中国人のための司牧のためです!日本も北海道でも司牧していたそうですが、韓国の本部(?)から東京移転が決まったんだそうです。

「日本語サロン」は幸いに日本語のクラスではないので、朴さんといろいろ信仰のことについておしゃべりして楽しかったです。

プロテスタントでは、ミサがないので、説教がとても大切な意味を持ちます。

朴さんは、今までヨハネの福音を読んできましたが、これからは創世記に入ります。ということでした。

ヨハネでキリストについて説明し、キリストを分かり愛せるように説教をしてきたんだそうで、「創世記では神様について話します。そして、聖霊様のことも説教します」ということでした。

彼なりの祈りの方法も分かち合ってくれました。

ヨハネの福音の中の「良い牧者」は自分の羊を名前で呼ぶ、というところからヒントを頂いて、「わたしは自分の羊の名前を一人ずつ呼んでお祈りしています」ということでした。

ほかにもいくつかの実際的なヒントを頂きました。

そして、「祈りは楽しみだし、楽しいです」 と本当に輝いた顔で分かち合ってくださった朴さん。

説教については、Image002

、「まず牧師は聖書についてよく勉強している必要があるが、説教するときは聖書だけでは信者は宗教と実生活が離れていることを感じて、心は燃えない。今の社会でどんなことが起きているか、どんなことが問題になっているか良く知って聖書と結び付けて説教しなければ信者の心は燃えない。難しいですが…」

朴さんは、「心が燃える」という言葉を良く使っていました。私は、残念ながら、朴さんのように「わたしの心は燃えている!」と言えないのを認めざるを得ませんでした。

本当に、彼と話していて、エマオの二人の弟子の姿が思い浮かびました。

日本だけでなく今では世界中の問題になっている自殺者の数の多いことにも触れました。

自殺願望の方たちに必要なのは「心から聴いてあげること」-「傾聴」について話した時、「牧師である私には難しいですね、牧師は話すのが仕事なので…と笑って言いました。「でも、私の妻は、本当によく人の話を聞く人だからできると思います。妻は宣教師です。私がいないときは私の代わりをします。」とご夫婦で神様のために働いていることを心底、幸せに思っていらっしゃる様子が伝わってきてこちらも嬉しく、心が燃えてきました。

「日本語サロン」が「サロン」なので、自由にこんなことも話せた2時間でした。

朴さんもクリスチャンが極端に少ない日本でこんな話しができてびっくりしたのではないでしょうか。。

「自分は韓国人で、日本と言う外国で、中国人と言う外国人のための司牧はやさしくないです。でもいつも神様の恵みを感じます。神様の恵みで私はできます。」ということでした。

朴さんご自身が言っているように、神様は朴さんに本当に豊かな恵みを与えてくださっていると思います。朴さんのまいている種が芽を出し、日本の社会をうるおしてくれますように。

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