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2010年7月18日 (日)

おまえのために火を燃やし続ける・・・

朝日新聞のコラム「コトバの記憶」に「おまえのために火をもやしつづける、このわしがいることを考えるんじゃ」というタイトルの記事が載っていました。

渡辺茂男訳「山の上の火」についてでした。

《エチオピアの昔話から。若い召使のアルハは、金持ちのご主人から賭けに誘われる。着物も毛布も火もなしで、こごえるようなスルタ山で一晩立っていられたら、家と牛とヤギと畑をくれるというのだ。

アルハは心細くなり、ものしりじいさんに相談する。じいさんは「てつだってやろうかの」と言う。

スルタ山と谷をへだてた反対側には高い岩がある。

「その岩の上で火をもやしてやろう。(中略) 火を見つめながら、あったかい火のことを考えるんじゃ」

夜。ほかの召使に見張られながら、アルハは服を脱いで山に立つ。

骨の髄まで凍りそうだが「谷の向こうで、ちかちかしている火」のおかげで、一晩を乗り切る。

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クーランダーとレスローという学者が、エチオピアで聞き取った。精神的な援助とは何かを示唆する話と深読みできる。岩波書店。(磯村健太郎)》

私たちにとって、この「谷の向こうで、ちかちかしている火」ってなんでしょう?

誰かのために、「谷の向こうで、ちかちかしている火」になりたい… 

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