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2013年3月 4日 (月)

利き手

あなたは右利きですか、左利きですか?

私は右利きです。ときどき左手で器用に果物の皮をむいたり、きれいな字を書く人がいますね。 左利きの人たちです。 「すごいなぁ。便利そうだなぁ」と、うらやましく思うことがあります。


この世界で左利きの人は10%ぐらいなんだそうです。

圧倒的に右利きの人が多いのに驚きました。

それで・・・ 左利きの人は子どものころに右の手も使えるようにしつけられた人たちも多かったと思いますが、それってマイナーの宿命でしょうか。

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すでに、去年のことになってしまいましたが、12月に  {  聖地エルサレムでクリスマスを過ごしましょう }という企画のツアーがあって、友だちが参加しました。

現地に到着後2,3日たってガリラヤへ行きました。そこで石ころだらけの道で転んで左手の手首を複雑骨折してしまったのです。

現地の病院で、応急の手当てを受けてその後の日程をすべてこなして帰国しました。


転んで手首を折ってしまった直後から、左手は全く使えなくなってしまったわけです。

でも、事故を知った人たちや、会った人たちからは

「大変でしたね、でも、右手でなくて良かったですね

という反応がほとんどでした。 右利きの世界に住んでいる人たちの反応です。


ところが、帰国後手術を受けてリハビリに励み始めて左手がほんの少し動かせるようになって、あらためて 左手のありがたさを感じました。

洗濯して濡れたハンカチ1枚も、じゅうぶん絞れない

手首をねじれないからです。

それから、服のボタン一つ簡単にはめられないことに愕然としました。

右手でボタン掛けをしていると思ったけど、知らないうちに左手が服を押さえていたんですね。(ちょっと自分で実験してみて)

毎日の生活のほんの小さな動きに左手がどんなに多くの大切な動き・働きをしていたかに気がついて感動しました。


「怪我をしたのが左手でよかったわね」

なんていうのは 何も分かってない人の発言だと思いました。


聖パウロが言っているように、身体に不要な部分はない、みんなそれぞれ役割を頂いているんだ、ということを身に沁みて理解しました。


身体の中の、普段目立たない働きをしている「左手」がどんなに大切な役をしていたのか!

私が今、左手で字を書こうとすれば、それはミミズが這っているような字しか書けません。

お箸も持てないので、ごはんも食べられません。

右手を使わなければ、出来ないことだらけです、少なくともそう思ってました。


でも、右手が右手の役をこなせるのは、まさに左手があってのことだと痛感し、実際に体験しました。

私たちの人間関係にも当てはまることだと思いませんか。


私が、「あの人は役に立たない、あるいは、大したことはできない」と思っている人がいなければ、私自身、何もできないのだということを・・・

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