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2013年12月 5日 (木)

ベトナム人共同体のセシリア聖歌隊

先月(11月)16日(土)に、ラ・ヴァン ベトナム人共同体(東京近辺)のセシリア聖歌隊設立30年を記念し、お祝いする集いがありました。

毎年、11月半ばの土曜日に21日の聖セシリアの祝日を記念してお祝いのミサとパーティーがありますが、今年は30年前にさかのぼってのお祝いで盛大でした。
当時の聖歌隊員はボートピープルと言われて日本に入ってきたベトナム人でした。

後に東京教区の司祭になったディンさんが立ちあげたんだそうです。その頃は、品川にあった「品川国際救援センター」という難民(ボートピープル)のための一時収容施設の住民でもあった神学生のディンさんが、月1度捧げられるベトナム語のミサのために仲間を集めて結成されたのが始まりです。

その後、ディンさんは東京教区の神学校に入り、司祭になります。

ディン神学生の後、なんと6代にわたって指導者・指揮者が続いて現在にいたっているのです。

この日は、すでに外国(第三国)へ出てしまっている人たちを除いて、殆どの方が顔をそろえていたように思います。

素晴らしいな、と思ったのは、若い人がどんどん続いていることです。そして、人間だけではなく、典礼に使われる音楽自体、進歩・発展していることです。

聖歌隊の伴奏にベトナムの楽器だけでなくバイオリンやチェロなどの洋楽器を取り入れた楽団編成を組んだりして、大祝日などにミサに出ると聖歌隊の存在だけでとても荘厳な気持ちにさせられます。

もともと音楽の好きな国民なのでしょうが、若い世代の発想にはいつも感心させられます。

典礼は、各国の特色を出してこそ、典礼の意味が生きてくるというのは、彼らのミサに出て本当にそうだな、と思います。


いろいろな人の祝辞の中に、「50年後のセシリア聖歌隊」という言葉が良く出てきました。
これからますます外国人が増えるであろう日本の教会の中で、典礼を生きいきさせる大きな役目を担っている聖歌隊が、日本の教会を刺激して発展していくように祈ります。
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             これは、関係者に記念として贈られたクリスタルの置物です

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