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2014年8月10日 (日)

「助詞」の不思議

今日の東京は台風の影響で天気が不安定でした。

買い物のために大通りりへ出たら、雨がポツポツと降ってきました。家を出たときは雨はおろか、雲の切れ間から青空がのぞいていたので、一度持った折りたたみ傘も置いてきてしまいました。でも、その青空のおかげで、太陽が照りつけることの方を心配して帽子は持っていたのでその帽子をかぶり、雨の中、雨に濡れながら歩きました。

雨に濡れて歩くなんて、ずいぶん久しぶりのように思います。

幸い、土砂降りにはならなかったので、雨に濡れてあるきながら、何か鼻歌でも歌う気分になりました。

心に浮かんだ言葉は、「めぐみのパンは・・・」という聖歌の中の答唱部分でしたが、実際には無意識のうちに「パン」の代わりに「雨」と変えていました。そして、その時私は雨に濡れていたので当然、「恵みの雨に・・・」と言っていたのです。

そうしたら、「恵みのパン」の歌のようにうまくゴロが合いません。

それに、もっとやっかいなことに、恵みのパンの次の言葉が出てこないのです。

「恵みのパンに」    どうだったんだっけ???

「恵みの雨に 濡れて」、  でも、  「恵みのパンに  (どうしたの??) 養われ・・・」
どうしても言葉というか文が続きません。どうなちゃったのかな、と思ったとき、

「あ、恵みのパン  我らを満たし・・・ だった」   と、気がついたのです。

「めぐみのパン に 満たされて」  ではだめでした。


じゃ、「雨」 はどうなったかな?

「恵みの雨に  濡れる」  だめ。
「恵みの雨に  洗われて」  だめ。

「恵みの雨に 心 洗われ・・・」 まあまあ。


たった二つの小さな「音」: 「は」(wa) と 「に」(ni)で次に続く文がガラリと変わり、当然のことながら意味も全く違ったものになってしまいます。

長いあいだ、外国人に日本語を教えていますが、「助詞」は 難しいです。でも、今日の小さな例のように、とても不思議な 「ちから」 のようなものを秘めているように思います。

間違えると、意味が違ってしまうのですから  こわ~~い ですね。


「恵みのパンは~」のメロディーを使いながら、 「恵みの雨~」で 続きを作ってみたいと思い始めました。 



Arigato_kansha


 

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