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2023年9月30日 (土)

パーキンソン病と生きる

アメリカの俳優マイケル・J・フォックスは20代の終わりにパーキンソン病になり、『この病気と付き合わねばならな

くて残念です』と言いながらも、同時に、「感謝の心があれば、楽観的な視点を保てると気づいた。感謝していれば、

何か楽しみにすることが見つかる。そして前に進める」と言っていることを知りました

 

彼は、今なお、俳優として活動しながら、パーキンソン病とパーキンソン病患者たちのためにいろいろ活動しています。たとえば、この病気の支援者として、病気の研究と治療法の開発のために多額の寄付を行っています。

 

2000年には、マイケル・J・フォックス財団を設立。パーキンソン病の治療法開発を目指すこの財団は、これまでに15億ドルもの資金を集めました。その努力は実り、ここから資金提供を受けて研究を続けてきた科学者たちは、最近、パーキンソン病の生体指標を発見したと発表しています。

 

少し古いですが(1988)、映画”Back to the Future”を知っていますか? MJフォックスは、この映画の主人公になり、そこで一躍有名になりました。そして、ごく最近(今年2023年の春)には、俳優「マイケル・J・フォックス」の今日に至るまでの軌跡を本人のインタビューと共に辿っていくドキュメンタリー映画 “STILL”を制作。ここではもちろん  マイケルは主人公をつとめていますが、この映画を観た人たちはみな、その主人公、マイケルがひたすら前を向き、未来を信じて病気に立ち向かっている姿には心打たれると言っています。

 

こんなにたくさんのお金を集めることができたのも彼が「俳優だからできたのだ」という声も聞こえます。そうかもしれませんが、必ずしも俳優だからできたのではないと思います。

 

彼は他のところで、「この病気の残酷なところは、徐々に自分らしさを奪っていくことです」とも言っています。彼の本音でしょう。しかし、彼はパーキンソン病という病に 自分らしさを奪うに任せず、かえって、「感謝すること」で前に向かって進む希望と力をもらったのでしょう。

 

私も、毎日この病気の残酷さと向き合っています。そして、時には私の【らしさ】が奪われて行くのを、みすみす見なければならない時があります。病気の残酷さは強力です。そして、私は弱虫です。だから、あえて残酷さと向き合うことをしないで、病気の進むままに、病気と一緒に同方向に目を向けながら病気と一緒に歩くようにしています。病状の悪化はすべてこの中に含まれます。

 

”ひたすら前を向き、未来を信じて病気と共に生きる“

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